グループホームの仕事内容について聞いてみました。
――グループホームとはどういった施設なんですか?
グループホームとは要介護認定を受けている認知症の高齢者共同で生活するいわゆる小さな老人ホームのような場所で、1ユニット9人までの形態の中で食事や洗濯、リハビリなどを職員や入所者と共に行うところです。
――主な仕事内容はなんですか?
食事作り、掃除、排泄、おむつ交換、更衣、入浴介助、レクリエーション、送迎、記録、夜勤などです。
――入社して苦労したことは何ですか?
例えば各家庭それぞれ異なったルールや雰囲気があるように、GHもそれぞれ違います。だから最初は馴染むまでとても苦労しました。
――料理は自分たちで作ってるんですか?
はい、他の施設のように専門の調理スタッフや入浴専門の人がいないので、なんでもやらなければいけないのは少し大変です。いつも決まった時間に食事ができればいいのですが、毎日同じようにはいきませんので、苦労することも多いです。
――話を聞いていると合宿みたいなんですが
そうですね、認知症高齢者の合宿と捉えて問題ないと思います。
――仕事はきついですか?
認知症の方と過ごしていると、とても時間がゆっくりしていてすごく楽という人もいますが、段取りが悪い人だと、目まぐるしく忙しいという人もいます。大体1人で3人くらいの入所者さんをみることになるので、決して楽ではないですよ。むしろきついなと思うことも多いです。だって想像してみて下さい、あなたが家で3人の認知症の家族の面倒をみることを。
――グループホームで働く際に気を付けることなどあれば教えてください。
そうですね、やはり認知症への理解がないと少し厳しいかもしれませんね。それと広い心を持つことじゃないでしょうか。
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